メスティン自動レシピ②と嬉しいこと
久しぶりに『メスティン自動レシピ』の本を開いて、お家調理を楽しみました。
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今回選んだレシピは「チーズフォンデュ」です。
便利そう・・・とAmazonで前~に購入した、蒸し料理用の網をやっと使うことができました。
丸のカマンベールチーズに十字切り込みを入れ、アルミホイルで受け皿を作る。
後は好きな具材を好きに入れて、火にかけるだけの簡単レシピです。
これだと見えませんが具材の下に網、そして水を張っています。
蒸し上がったものがこちら。(ほっくほくです)
カリカリに焼いたくるみとチーズのパンも添えて。
仕上げに黒こしょうとバジルをチーズにトッピング。
チーズフォンデュ自体久しぶりに食べましたが、震えるほど美味しかったです・・・。
カマンベールチーズってこんなトロトロになるんですね・・・。
野菜もタンパク質も取れますし、お山で作って食べたら幸せだろうな。
簡単なのにとっても美味しかったので、これはまた作りたいと思う一品でした。
おすすめです。
ちなみに、私が使った網はこちらのお手頃価格のもの。
そして、最近ブログに星を付けてくださったり、コメントをしてくださる方がみえてとても嬉しいです。
仕事終わりにお知らせが来ているのを見ると、気持ちが浮き上がるよう。
ありがとうございます。
せっかくブログを始めたのだから、恥ずかしがっていないで私も声をかけられるようになろう・・・と小さな決意を胸に・・・。
人に心を開くのが苦手(ちゃんと自覚できたのも最近です)なので、ブログではつらいこと・悲しいことなど普段人に話せない内容も文章で表現できる場所にしていきたいです。
もちろん、嬉しいこと・楽しいことの共有も。
編みもの動画#2 編み場を求め、家から山へ
動画編集、楽しいです。
二つ目の動画は、家の中から近場の山へ・・・編み場を求めて移動してみました。
5月末頃だったのでまだ涼しかったのですが、これから野外編みをする場合、さらに土地の高い所へ行かないと難しいでしょうか。
そして、カシミア100%の毛糸を使った編みものは今回が初めて。
編む毛糸を繰る指も、伸びていく編み地を触る手も、その柔らかさにうっとりします。
それに加えてとても軽いので、山に連れて行くにはもってこいの毛糸だと思いました。
動画作りを通して、編みものと相性の良い場所をこれからも探していきたいな。
今回の動画も観ていただけると嬉しいです。
「ほぼ日手帳」8年生の日記とブログ
「ほぼ日手帳(オリジナル)」を愛用しています。
一番最初に手帳と一緒に注文した革のカバーが一番お気に入りで、
他のカバーも持っていますが、ここ数年は同じカバーを使っています。
新品の状態からすでに良い表情をしていて「良いものを買ったんだなぁ」と誇らしい気持ちになったのを覚えています。
私は日記を書く手帳として、良いことも悪いことも思いつくまま、イラストなども描かずただ文字を書きます。
ほぼ日手帳ならではの1日1ページ部分の他にも、書き込む楽しさを感じられるページがたくさんあります。
・Time Table・・・好きな番組やタスクの時間割が書き込める
・Graph Paper・・・日々の体重をグラフ化したり
・Favorites・・・心に残った映画、本、音楽等々を記録できる
・My 100・・・やりたいことなど自由なテーマで100項目
私は他にも、これまで読んだ本を記録したり、年始にどんなことを考える1年にしたいかを書き留めたり、月頭に今月やりたいことを書き出したり。
始めて2年くらいは何を書けば良いのか掴めず、空白ページの多いまま1年を終えていたので手帳もぺったんこ。
8年目の今では、手帳を開かない日はほとんどありません。
この手帳に文字を書くこと自体が好き(趣味)なので、1年経つ頃には文字を書いた紙のデコボコにより、ふわっと厚みをこさえた手帳に仕上がります。
この使い込まれて成長していく様子が「物」としてもとっても魅力的なのです。
ほぼ日手帳で日記を書く習慣がついていたこともあり、このブログも楽しんでやれるかなと思い4月末に初めてから一月ほど経ちました。
手帳と同じように、ここもどんな場所にしていくかは試しながらになりそうですが、先日『ペスト』についてブログにまとめた際に日記との違いを大きく感じました。
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本を1冊読み終えたら、手帳にタイトル・作者・出版年・出版社と併せて感想も書くようにしています。
私にとって難解だった『ペスト』の感想は「最後の解説すらよく分からなかった。何も語れないくらい、文字を追うだけになってしまったなぁと思う」と書いたのですが・・・苦笑
ブログを書き始めてまとめてみると、あれ、しっかり響いてる部分があったのか・・・と自分で意外に思いました。
日記は誰かに見せる物ではないので、浮かんできたことを素直に書き留めますが、ブログは人の目も意識しながらどんな文章を作ろうかと考えます。
この考える時間と行程が、私の場合気づきに繋がるようです。
日記とブログ・・・似ているようで性質の違うツールですが、どちらも日々の速度をゆっくりにしてくれるように感じます。
これからも丁寧に向き合えたらなと思います。
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ほぼ日手帳ですが、1年分を半年ずつに分けたアヴェク(avec)の後半6月始まりの販売が始まっています。
ネットで注文すると、普段は700円程送料がかかりますが、6/19まで5000円以上お買い物すると送料無料になるようです。
手帳以外にも面白いグッズがたくさんありますので、興味を持たれた方は一度のぞいてみてください。
私のおすすめは「ほぼ日ハラマキ」です(お気に入りの3種)
ほぼ日のavec特設ページはこちら
https://www.1101.com/store/techo/ja/magazine/2020/avec_koki/index.html
ほぼ日セール特設ページはこちら
人が苦手な私の山登り
仕事の立場上、たくさんのスタッフの話を聞くことが多い日々。
一人一人考えていることも受け取り方も、指示に対する理解度も熱量も違うので、みんなが100パーセント納得できるような答えを出すことは難しい。
分かっているつもりでも、こちらの決めたことで声を上げないスタッフの負担が増えてしまってはいけないと、どうすればいいのか周りと相談しつつ頭をひねる毎日です。
仕事自体は嫌いでは無く、入社してから今年で9年目になります。
勤続年数が上がるにつれて立場が変わり、任される仕事も責任が絡んでくるようになりました。
入社3年目くらいが一番気楽で楽しかったなぁ。
そんなこんなで仕事上の人間関係に疲れがちな私が、去年の秋頃から始めた趣味のひとつが山登りです。
たくさんの人が訪れる有名な高山などはまだまだ先の夢として、近場の低山をあちこち試しながら登っています。
マイナーな山が多いのか、登っていて人に会うことはほとんどありません。
そのような環境が心地よく、日常から離れて一人になれる場所としても山登りは自分にとって大事なものになってきました。
前の休日に近場でも割と有名な山に登ってみると、思っていた以上に人がたくさん。
山登りに来たのか、人に挨拶しに来たのか分からないくらいでした。
静かに過ごしたかった私にとっては少し面食らう状況です。
すれ違う人と挨拶をする中で、たまに挨拶が返ってこない方もみえますし、中には目も合わない方も。
私もそうですが、「人と話したい時」と「一人で静かに過ごしたい時」とその時の心持ちは人それぞれです。
周りに迷惑をかけなければ、山でどう過ごすのかはその人の自由。
山頂が賑やかだったので、少し下った人がいない場所を探して休憩しました。
今回の山ご飯は餃子トーストです。
山でホットサンドメーカーを使ってみたくて、初めて持ってきました。
とっても美味しかったけど、これは面白い顔をしないとこぼさず食べられない。笑
編みもの道具もリュックに詰めてきましたが、どこも人がいて気楽に編める場所を見つけられませんでした。
次はもっとマイナーな山に行こう・・・とアウトドアだけど引きこもりたい、複雑な気持ちで下山したのでした。
みなさんはどんな山登りをされているのでしょうか。
似た心境の方もいらっしゃるはず・・・と山懐の大きさを見るに思う、今日この頃です。
『ペスト』読了と『淳子のてっぺん』
先月「『ペスト』を読んでいます」というブログを投稿しましたが、
昨日やっと最後まで読み切ることができました。
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上のブログでも書きましたが、私はこの作品の文章がどうにも馴染めず。
理解した上で読み進めようと思うとページをめくれなくなってしまうので、文字を追うだけでも良しとして読破に至りました。
流し読みのようになってしまった部分もありますが、思ったことや感じたことを少しだけ。
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広がっていく病の前に、人間ができることの少なさ、無力さが終始冷静な目線で記され物語は進んでいきます。
効果の出る医療も無く、感染と判断された人は隔離され苦しみながら亡くなっていく。
死者の数が増えるにつれて亡骸の扱いも日に日に粗末になっていきます。
遺族でさえもそれを責められないですし、そうでもしないと「処理」が追いつかなくなる。
それまで当たり前にしていた、人としての尊厳を守る行いが難しくなる中で正気を保てなくなる人が出てくる。
そんな中、人として個人としての自分を静かに地道に、意識的にも無意識的にも守っていられた人物がいました。
登場人物のリウー、タルー、グラン、喘息のお爺さんがこれにあたります。
対照に、その時々の状況や情報に踊らされつつも自分の考えを改め成長していくような人物も描かれていましたが、私は前者の存在に安らぎを得ました。
冷静に目の前のことを地道に取り組む。
他人と比べること無く、誰の迷惑にもならないところで自分の気持ちに正直に従う。
それが世間一般的に素晴らしいとか優れているなどと言われようが言われてなかろうが関係なく。
憧れはあっても今の自分にはまだまだ難しいことばかりです。
世の意見に振り回されず、自分の意見を心に保てるよう生きていきたい・・・この文章を打ちながら改めて思いました。
読み終わった後は何も理解できてない気がしていましたが、こうしてみるとちゃんと芽吹いたものがあったようでほっとしました。
歳を重ねたときに読み返して、今の自分との受け取り方の違いを感じたい・・・そんな作品です。
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そして、『ペスト』の次に読む本はこちら。
ペストと一緒に本屋さんで購入した本ですが、進みの遅いペストを前にずっと本棚で待機してもらっていました。
私は山登りが趣味なので、問答無用で楽しめると思っています。