人が苦手な私の山登り
仕事の立場上、たくさんのスタッフの話を聞くことが多い日々。
一人一人考えていることも受け取り方も、指示に対する理解度も熱量も違うので、みんなが100パーセント納得できるような答えを出すことは難しい。
分かっているつもりでも、こちらの決めたことで声を上げないスタッフの負担が増えてしまってはいけないと、どうすればいいのか周りと相談しつつ頭をひねる毎日です。
仕事自体は嫌いでは無く、入社してから今年で9年目になります。
勤続年数が上がるにつれて立場が変わり、任される仕事も責任が絡んでくるようになりました。
入社3年目くらいが一番気楽で楽しかったなぁ。
そんなこんなで仕事上の人間関係に疲れがちな私が、去年の秋頃から始めた趣味のひとつが山登りです。
たくさんの人が訪れる有名な高山などはまだまだ先の夢として、近場の低山をあちこち試しながら登っています。
マイナーな山が多いのか、登っていて人に会うことはほとんどありません。
そのような環境が心地よく、日常から離れて一人になれる場所としても山登りは自分にとって大事なものになってきました。
前の休日に近場でも割と有名な山に登ってみると、思っていた以上に人がたくさん。
山登りに来たのか、人に挨拶しに来たのか分からないくらいでした。
静かに過ごしたかった私にとっては少し面食らう状況です。
すれ違う人と挨拶をする中で、たまに挨拶が返ってこない方もみえますし、中には目も合わない方も。
私もそうですが、「人と話したい時」と「一人で静かに過ごしたい時」とその時の心持ちは人それぞれです。
周りに迷惑をかけなければ、山でどう過ごすのかはその人の自由。
山頂が賑やかだったので、少し下った人がいない場所を探して休憩しました。
今回の山ご飯は餃子トーストです。
山でホットサンドメーカーを使ってみたくて、初めて持ってきました。
とっても美味しかったけど、これは面白い顔をしないとこぼさず食べられない。笑
編みもの道具もリュックに詰めてきましたが、どこも人がいて気楽に編める場所を見つけられませんでした。
次はもっとマイナーな山に行こう・・・とアウトドアだけど引きこもりたい、複雑な気持ちで下山したのでした。
みなさんはどんな山登りをされているのでしょうか。
似た心境の方もいらっしゃるはず・・・と山懐の大きさを見るに思う、今日この頃です。