書籍の紹介ブログをはじめました。
ブログを始めてから3ヶ月ちょっとが経ちました。
コメントやスターなどで反応が頂けるのが嬉しく、
今日まで楽しく続けることができました。
見に来てくださる皆様、いつもありがとうございます。
・・・こう言うと〆の言葉のようですが
むしろ逆でして、もうひとつ新しいブログを作ってしまいました。
ユーカリコーヒーと新しいブログ
こちらのユーカリコーヒーで記事を書いてきて、
特に自分が楽しめたジャンルが「絵本や一般書などの書籍紹介」です。
その内容に特化したブログを作りたいなと思うようになり、今回新しいブログを立ちあげました。
今後は書籍紹介を新しいブログメインで書き、
その他のジャンルは引き続きユーカリコーヒーで書いていく予定です。
ブログの名前と1冊目に紹介した絵本
新しいブログの名前は「ユーカリ書房」にしました。
今は絵本紹介が1記事あるだけの生まれたてブログですが、
覗いていただけますと嬉しいです。
また、こちらのブログでは将来的に収益化を目指していけたらな・・・
とも考えています。
ちなみに、1記事目に紹介したのがこちらの絵本です。
ポップな表紙がとても可愛く、お好きな方には刺さるはず。
手探りな運営になりますが・・・
デザインも少しずつ整えていきたいので(ただ今悪戦苦闘中です)
しばらくユーカリコーヒーの更新が遅くなるかと思います。
変わらずマイペースなブログですが、今後ともよろしくお願いいたします。
森見登美彦さんの新刊で、京都に思いを馳せる
梅雨が明ける少し前、私の目に飛び込んできたニュースがあります。
森見登美彦さんの新刊『四畳半タイムマシンブルース』が発売されるとのこと!
『四畳半神話大系』の人物達に、またこうして会うことが出来るとは・・・
森見作品のアニメーション
四畳半神話大系[https://yojouhan.noitamina.tv/index.html]
『四畳半神話大系』は、大学生の頃にアニメを見て大好きになった作品です。
キャラクター原案が中村祐介さん、OPテーマ曲はASIAN KUNG-FU GENERATIONだなんて、好みが過ぎて溺れてしまう・・・
原作の小説を拝見したところ、森見さん独特の言い回し(森見節)に夢中になり。
他の著作を次々と手に取るうちに読書自体が好きになるという・・・
森見作品は私の青春のひとつです。
監督の湯浅政明さんの名を認識したのはこのアニメ作品が初めてですが、
色彩や画面構成、構図、どのシーンで映像を止めても絵になる美しさがあります。
作品違いですが、ほぼ同じチームでの映画作品。
四畳半神話大系のアニメもそうなのですが、実写と書き込みの少ないシンプルなアニメーションとが組み合わされているのも魅力のひとつです。
また、ほとんどの森見作品は京都が舞台。
作品を読み進めるのと同時に、京都に足を運ぶことが増えました。
下鴨納涼古本まつり
森見作品といえば、 毎年お盆の時期に下鴨神社(糺の森)で行われる古本市。
私もほぼ毎年訪れていましたが、今年は件のウイルスによって中止に。
木陰の下で団扇を仰ぎながら、大人達がもくもくと古書を漁る・・・
あの独特の雰囲気は、現地でしか味わえません。
児童書コーナー
古本市の奥に進むと児童書コーナーがあり、絵本には元の持ち主の名前が書き込まれていることも。
人の手を渡り、歴史やら思い出やらが積み重なっていく。
古きものの良さを感じ、嬉しくなります。
2、3年前の古本まつりで私が選んだ2冊の絵本。
お母さんのものと思われる綺麗な字で、名前が書き込まれていました。
来年の開催を願い、今は森見さんの新刊で京都に思いを馳せることとします。
森見氏のブログ
余談ではありますが、新刊発売を知ったのは森見登美彦さんご本人のブログからです。
発売日の翌日書店に足を運ぶと、平積みされた本の残りは僅か2冊・・・。
本日更新されたブログでは増刷決定の報告と、
『四畳半タイムマシンブルース』の出版に合わせて「オンライン読書会」なるものが8/29(土)に開催される旨の情報が出ていました。
気にはなるものの、語らう勇気が無いので参加出来ませんが・・・
これからも関連情報が出てくるのかと思うと、ファンとしては嬉しい限りです。
三國万里子さんの新刊と魅惑の糸パック
編み部の皆様にはすでに周知のこととは思いますが・・・
ニットデザイナーの三國万里子さんの新刊2冊が10月に発売されるとのこと。
文化出版局からの発売、しかも担当編集者が三角さんというドリームチームです。
掲載作品のほとんどは、ほぼ日刊イトイ新聞[https://www.1101.com/home.html]のコンテンツ「Miknits」内で出されていた作品。
どれも既知の作品ではありますが、編みものキットとしてしか今まで購入できなかった作品の(しかも人気の為、早期に完売してしまうことも多いのです・・・)編み図が本で見られるようになるということは、
自分の好きな毛糸・色で好きなときに作品が編めるということ。
発売日はもう少し先ですが、現在「ほぼ日刊イトイ新聞」内で作品を編むための糸パックが注文できるようになっています。
今回は私の狙っているニットを紹介させてください。
Miknits大物小物 糸パックのお店
▼「Miknits大物小物 糸パックのお店」へのリンクはこちらです
[https://www.1101.com/store/miknits/2020/yarnpack/index.html]
7月28日から申し込みが始まり、すでに完売表示のあるものも出てきています。
しかし、ざっと数えて46種類の糸パックが並んでいるのです。
編み部の皆様も、どれにしようか悩まれているのではないでしょうか。
私が選んだ糸パック
現在私が注文している糸パックは二つです。
▶Miknits2018 kinoko [https://www.1101.com/store/miknits/2018/product/kit/kinoko.html]
まずはこちらの「kinoko」という名前のカーディガン。
色はレッドと迷って、エメラルドというグリーンのものにしました。
▶Miknits2016 ガンジーセーター [https://www.1101.com/store/miknits/2016/sweater.html]
もう一つは、こちらのガンジーセーター。
レディスの生成り色もとても可愛くて欲しいな~と思うのですが、我慢我慢。
他のデザインも編んでみたいし、本があればまたいつでも編めるから・・・と自分に言い聞かせています。
▶Miknits2014 マーガレットのミトン [https://www.1101.com/store/miknits/2014/marguerite.html]
こちらはすでに完売して注文できなかったミトン。
再入荷に出会えたら追加注文しようかなと思っています。
楽しい悩みは続く
本が出版される時期に合わせ、糸パックの出荷作業も10月上旬~中旬に行うとのこと。
(本の申し込みは9月中旬頃からのようです)
出荷状況が「未出荷」の間はキャンセルも、もちろん追加申し込みもできるようです。
10月まで「どれを編もう」というワクワクの悩みを楽しめるなんて、これだからほぼ日さんは困ってしまう。
今年も楽しい秋冬になりそうです。
編みもの動画#4 コーヒーと絵本紹介
カシミアのセーターちまちまと。#4
4つ目となる、編みもの動画が出来上がりました。
今回の動画も見ていただけると嬉しいです。
今回の動画で、試してみたこと
作り始めの頃は深く考えず、思うがままに動画作成をしていましたが、
編みものだけでは物足りないな~と感じるようになりました。
他にどんなことが出来るかを考えて、
この二つをお試しで入れてみることに。
ハンドドリップのコーヒー
職場の友人にコーヒーミルを譲ってもらったのをきっかけに
(お父さんが忘年会のゲームで当てたけど、家にあるから・・・と笑)
憧れていたハンドドリップを始めたのが、もう何年前だろう・・・。
道具をたくさん持っているわけではありませんが
常に豆はきらさないようストックしているくらい、コーヒーは大好きです。
私の大好きなブロガー、ユラさんもコーヒーに関するブログを書かれています。
\ユラさ~ん、私もコーヒー好きですよ~!/
HARIOのサーバーセット、素敵だなぁ。
ちなみに・・・好みの味は深煎りのブラックです。
絵本の紹介
以前、ブログでも手持ちの絵本を紹介したことがあります。
私自身、書いていてとても楽しく
絵本をお好きな方が多いんだな~という実感が持てたブログでした。
ちょうど職場近くに児童書専門店があるので
今後はそちらで絵本を仕入れて、動画でも紹介できたらなと思っています。
ネットも便利なのですが、お店の奥さんがやはり児童書に精通していらして
(なのにとても奥ゆかしくて優しくて、少しだけおっちょこちょいな感じがとても好き!)
絵本のお話が聞けますし、地元のお店でお金が使えるのが嬉しいのです。
『12にんのいちにち』杉田比呂美 あすなろ書房(2014年)
今回動画で紹介した絵本はこちら。
お店に置いていない絵本だったようで、奥さんに頼んで注文して頂きました。
1冊の本の中に小さな物語(12人+α)があちこちに散らばっていて、
何度開いても新しい発見がある絵本です。
読むというより、眺めるのを楽しむ感覚に近いかな。
誰かの「ルーティン」動画をYoutubeで観るのが私も好きですが、
嗜好を変えて、絵本で楽しんでみるのはいかがでしょう。
イギリス・アイルランド一人旅④ ウィンダミアのフットパス
少し日が開いてしまいましたが、イギリス・アイルランド旅行記の続きを。
今回は私が帰国後、山登りを始めるきっかけのひとつとなった
「フットパス」についてです。
- イギリス発祥 フットパス
- ORREST HEAD(オレスト・ヘッド)へ続くフットパス
- 丘の上からの眺め
- 湖畔へ向かうフットパスへ
- 気づけば10㎞以上、歩いていた
- 次回のイギリス・アイルランド旅行記は・・・
イギリス発祥 フットパス
「フットパス」を改めて検索してみると、イギリス発祥の言葉のようです。
森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】(日本フットパス協会HPより)
湖水地方ではこのフットパスがあちこちで見られました。
車の心配も無く、出会う人も少なかったので気ままに歩くことができます。
ORREST HEAD(オレスト・ヘッド)へ続くフットパス
ウィンダミア駅近くに「オレスト・ヘッド」という標高239メートルの丘があります。
片道30分程度で上れるこのフットパスが好きで、滞在中2回訪れました。
道はとても良く整備されています。
石積みの塀はツタやコケにくるまれて、緑の香りが立っていました。
森の中を一人で歩くというのは、自然の静けさの中に身を置くことなんですね。
地面を踏む音、木々の間を通り抜け触れていく風、目に映る緑の色と湿った香り。
頭の中で雑音のような、細々とした考え事が落ち着く頃
無心になって歩を進める感覚は、集中して編みものをしている時と似ています。
集中を抜けた先にある、
少し気だるい疲労感と美しい景色のご褒美が待っているところも同じ。
丘の上からの眺め
丘の上まで登り切ると、360度景色を見渡すことが出来ました。
写真に見えている湖はウィンダミア湖です。
1回目に登ったときは少し雲が出ていましたが・・・
後日改めて登ったときには、雲ひとつ無い青空が広がっていました。
6月末にしてはとても暖かく、風が穏やかに吹いてうっとりするくらい気持ちが良かった。
山での楽しみ方を知った今、この景色の中お湯を沸かしてコーヒーでも飲めたらもっとのんびりできるよ・・・と当時の私に教えてあげたくなります。
湖畔へ向かうフットパスへ
次はウィンダミア湖の湖畔を目指し、別のフットパスへ足を伸ばします。
先程のものとは違い、路地裏を通る細い道。
なにか物語へと続きそうな雰囲気に心が躍ります。
名前は分からないけれど、黄色が鮮やかな花に元気をもらって。
湖が近づいてきました。
町中に川が流れている景色は日本でもよく見かけますが、
山や木々の間から湖が出たり隠れたりする景色はなんだか新鮮です。
途中、ニュージーランドへ行ってから大好きになった羊の放牧地が。
道は、なんと牧草地のど真ん中を通っています。
人慣れしているのか、近くを通っても逃げないので少しドキドキ。
木々の木陰の下をしばらく歩き、湖畔に到着。
水面が静かに揺れていました。
気づけば10㎞以上、歩いていた
ウィンダミアに来る前のロンドンでもそうでしたが、
今回の旅行中はとにかく、よく歩きました。
スマホの記録によると、1日平均して10㎞~15㎞の距離を歩いていたようで驚きます。
旅行先であちこち歩き、土地勘をつけることが好きだったのがひとつ。
イギリスでバスに乗る勇気が無くて、仕方なく歩いていたというのがひとつ。
後者はなんとも情けない理由ですが、
嬉しいことに帰国後1日働いてみるとなんだか以前より疲れにくい。
「体力が付く」ってこういうことか・・・と運動の大切さを実感したこともあり、体力維持のために登山を始めたのでした。
運動の選択肢として登山を選んだのは、イギリスでフットパスの気持ちよさを実感したおかげです。
夏の暑さに怖じ気づき、ここひと月程山から遠のいていましたが、明け方から登れば涼しいよと聞いたので、近々登ってみようかな。
次回のイギリス・アイルランド旅行記は・・・
絵本『ピーターラビット』の世界を味わいに、船で湖を渡りHill Top(ヒルトップ)へ。
この旅行中、日本人が一番多かった場所でもあります。
私も憧れの場所に来られた嬉しさに写真をたくさん撮ってしまいました。
次回、たっぷり紹介できたらと思います。