お気に入りの3冊 / 菊池亜希子さん
前回は菊池亜希子さん(以下あっこちゃん)の新しい著作、『へそまがり』についてブログを書きました。
あっこちゃんの本は前から好きで、新しく出版される度に買ったり借りたりをして読んでいます。
今回は、今まで読んだ中でお気に入りの3冊を紹介させてください。
『みちくさ』(小学館)
訪れた町をエッセイ・写真・地図(全部手描き!)で紹介していく内容で、雑誌『PS』の連載をまとめたもの。
あっこちゃんを知るきっかけになった本でもあります。
私は東京の日暮里で、この本に載っているお店(主に手芸店)巡りをしたことがありました。
しかし、紹介されていた洋食屋さんがあまりにも趣がありすぎて、迷いに迷って入れなかったという思い出が。
ちょっとの怪しさとドキドキも味わっていたら、みちくさはより輝いただろうにな。
あっこちゃん目線のガイドブックとしても楽しめるシリーズです。
◎現在1~3巻まであり
『好きよ、喫茶店』(マガジンハウス)
「喫茶店」っていいですよね。
薄暗くて、あつあつの珈琲が飲めて、自分の世界が作れる場所。
あっこちゃんが教えてくれるのは、「通」になったような嬉しさや誇らしさを感じるお店ばかりです。
2年くらい前、安藤裕子さんのライブ を聴きに友人と東京へ。
ライブ以外の時間はこの本に載っている喫茶店を渡り歩きながら一緒に編みものをして過ごしました。
『みちくさ』と同じく エッセイ・写真に加えて、お店の内装があっこちゃんお手製のイラストで描かれています。
イラストで目にしたオブジェなどをお店で見つけて「本に描いてあったやつ!」と内心にんまりするのが、楽しみ方のひとつです。
◎『続・好きよ、喫茶店』もあり
『絵本のはなし』(白泉社)
好きな人の「好きな物」の話を聞くって楽しい。
「好きな物」が「自分も好きな物」ならなおいっそうです。
タイトルの通り、あっこちゃんが絵本を紹介してくれるのですが、それぞれ絵本のイメージに合わせたスタイリングになっていて、それがとっても可愛い。
(表紙写真は確か、『くまの子ウーフ』の頁だったかな・・・たまりません)
服が大好きなあっこちゃんならではの表現、世界観にキュンとします。
本を楽しんだ後は、気になった・読みたくなった絵本を見つけに図書館へ。
1冊の本から次々に楽しみが繋がって、お得に感じてしまう1冊です。
- 以上、お気に入りの3冊でした -
本屋さんや図書館で見かけましたら、是非手に取ってみてください。
中をぱらぱらっと見るだけでも、かわいい気持ちになれる本ばかりです。
◎
余談ですが 前回のブログを書いた次の日、改めて読み直してみると「我ながら伝わらない文章だなぁ」と感じ反省・・・。
大幅に加筆修正しました。
(今回のブログは加筆部分が長くなりすぎた故の産物だったり・・・)
"夜に書いた手紙は出すな"と言いますが、私の場合 ブログも書いてから少し寝かせた方が良さそうです。
自分が納得できるブログにするのって難しい、けど面白い。