ユーカリコーヒー(お休み中)

糸紡ぎ、編みもの、本・・・趣味と日々の雑記

イギリス・アイルランド一人旅③ 湖水地方ウィンダミア

ロンドンEuston(ユーストン)駅から鉄道に乗ってWindermere(ウィンダミア)という街に移動。

途中Oxenholme Lake District(オクセンホルム・レイク・ディストリクト)駅で乗り換えもありましたが、無事到着できました。

 

・・・ウィンダミアの前に、ユーストン駅での一コマを少々。

 

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 改札手前の電光掲示板です。

 

出発の時間が近づくと電車の情報が出るのですが、乗り場が何番ホームになるのかはギリギリまで分かりません。

電車によっては10分前でやっと分かる・・・なんてことも。

 

出発時刻が近づくと掲示板前のスペースにスタンバイをして、ホームナンバーが出るのを今か今かと待ちわびます。

手に持つチケットの発車時刻が迫る中、ちゃんとこの電車に乗れるのだろうかとソワソワ。

ホームが分かってからも、本当にこっちで合っているのかとドキドキ。

 

不安はありますが、なんせ発車まで時間がありません。

自分を信じて、大きな荷物と一緒に急ぎ足で歩を進めます。

 

当たり前のように発着ホームが決まっている、日本の鉄道システムは優秀だな~と改めて感じたのでした。

 

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 ウィンダミアに到着して、まずはお世話になるお宿「Autumn Leaves Guest House(オータム・リーブス)」へ向かいます。

 

写真の向かって左側、白い窓枠の建物です。 

 

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内装の雰囲気も私好みで嬉しい。 

全体的にこぢんまりと可愛らしく、とても清潔感のあるゲストハウスでした。

 

この旅唯一の個室で3泊、羽を伸ばします。

 

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食事は1階のこちらで。

 

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 朝食にイングリッシュ・ブレックファストを作って頂きました。

 

ちゃんと料理された暖かい食事はなんだか久しぶり。

塩気が強めですが、素材の味がしっかりとしていて美味しかったです。

 

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 翌日の朝食には、興味を惹かれたベジタリアン用のブレックファストを注文してみましたが・・・ま、まずひ。笑

 

味も食感もこんなに違うんだ・・・と神妙な面持ちで味わい、完食しました。

 

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お宿近くのコインランドリー。

無骨なマシンが絵になります。

 

乾燥機で乾ききらなかった洗濯物を部屋いっぱいに干した後、湖水地方ではたくさん見られた「フットパス」へと向かいました。

 

フットパスについては写真も多くなりそうなので、次回に続きます。

『地球の歩き方』 安心・信頼の真面目なガイドブック

昨年旅をした、イギリスとアイルランドのブログを最近まとめています。

 

記憶をたどるために手元に積んでいるのは、当時使っていた手帳・メモ帳・ガイドブック。

 

数あるガイドブックの中から、私が海外に行く時必ず持って行くのが『地球の歩き方』シリーズのものです。

A02 地球の歩き方 イギリス 2019~2020

A02 地球の歩き方 イギリス 2019~2020

  • 発売日: 2019/07/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

海外旅行の計画が自分の中で始まりそうになると、まず最初にこのガイドブックを買いに本屋さんへ向かいます。

 

 満ち満ちの中身ゆえ、値段も少々張ります。

私が買った時はイギリス1700円、アイルランド1800円でした。(+税)

しかし値段の効果もあり、「買ったからには準備を進めるぞ」と気合いが入るんですよね。

 

結構な重量があるにも関わらず毎回荷物に詰めていくのは、初めての海外一人旅でこの本にとても助けられたという信頼があるから。

 

今はスマホで何時でもどこでも情報を調べられますが、当時はまだガラケーを使っていて、ネットが頼りにならない時代でした。

分からないことや調べたいことはたくさんありましたが、この本の中を探せば全部載っていた。

このアナログ本1冊の万能さに惚れたのでした。

 

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現在手持ちの『地球の歩き方』です。

何年版のものかを見ると、国を訪れた年が分かります。

 

・・・正直今は持って行っても、現地で開く回数は少なくなりました。

 

それでも、派手な加工や飾り付けがされていない写真や、ニュートラルなテンションでの真面目な説明文は見ていてやっぱりいいなぁと感じます。

 

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私の初めての『地球の歩き方』は、左側のフランスです。

 

2冊あるのは、当時巻末に付いていた「現地最新情報・ご投稿用紙」で美味しかったパン屋さん情報を送ったところ採用になり、掲載本を頂いたため。

 

ぼろぼろの1冊とぴかぴかの1冊。

2冊合わせて、私の大切な思い出です。

イギリス・アイルランド一人旅② ロンドン

イギリス・アイルランド旅行記②です。 

 

今回はロンドン滞在中の写真から、私が立ち寄った場所を簡単にですが紹介していきます。

 

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ロンドンでの移動は地下鉄(UNDER GROUND)を使用しました。

ホームは駅により装飾が異なり、思わず写真に納めたくなります。

 

オイスターカード(日本で言うSuicaカードのようなもの)」に好きな金額をチャージして改札を通過するシステムでした。

 

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宿泊先近くの協会にいた猫さん

 

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大英図書館

 

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大英博物館

 

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・・・なんと「マンガ展」をやっていました。

展示は見ませんでしたが、これは何という漫画のイラストだろう・・・。

 

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「Host cafe」

教会の中にあるという珍しいカフェで注文した、クリームティー

 

真ん中の白いクリームは「クロテッドクリーム」という生クリーム寄りのバター・・・と表現して良いでしょうか。

味はほとんどありませんがコクがあり、ジャムと一緒にスコーンへ(たっぷり)乗せて食べると美味しい!

 

写真のセット(スコーン・クロテッドクリーム・ジャム・紅茶)をイギリスでは「クリームティー」呼ぶそうです。

日本ではあまり聞かないような・・・?

 

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「Liverty(リバティ)」

「リバティ=柄の可愛い布」というイメージしか持っていませんでしたが、ロンドンの老舗デパートの名前だったとは。

 

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木造建築のデパートは、床や階段、手すりにも歴史を感じる木材が使われています。

手に触れる木のなめらかさも、床を歩く足音も耳に心地よかった。

 

もちろん、所謂「リバティ柄」の布地もたくさん見ることができます。

他にも手芸用品が置かれており、私は手編みのカーディガン用に木製のボタンを購入しました。

 

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 「Fortnum&Mason(フォートナム&メイソン)」

箱や缶好きにはたまらない、パケ買い必至のお店です。

 

紅茶やジャム、クッキー、チョコレートなどが山ほど棚に並んでいて、おとぎの国に迷い込んだかのよう。

クッキーが詰まった缶にオルゴールが付いていたり・・・ときめきが止らない時間でした。

 

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「バッキンガム宮殿」

 

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ウェストミンスター寺院」 

 

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「国会議事堂」のビック・ベン・・・は絶賛工事中。

 

時を同じくして、広島の厳島神社を観光したという友人から「大鳥居が工事中で・・・」と全く同じ状況の写真が送られてきました。笑

観光地あるあるかもしれません。

 

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「ナショナル・ギャラリー」

ダ・ヴィンチフェルメールゴッホ、モネなどの有名絵画がゆったりと見られる贅沢な美術館です。

 

あの有名なゴッホの「ひまわり」が見られるということで楽しみにしていたのですが、別の展覧会に貸出中でした・・・。

 

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心に残る作品はたくさんありましたが、中でも私が一番好きになったのが、こちらの「Surprised!」というアンリ・ルソーの作品。

 

アンリ・ルソーって『楽園のカンヴァス』で取り上げられていた画家だよな・・・」と思い出しながら、初めて見るルソーの絵をしばらく堪能しました。 

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

  • 作者:原田 マハ
  • 発売日: 2014/06/27
  • メディア: 文庫
 

 こちら、好きな本の1冊です。

 

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食事の話になりますが、イギリス旅行中はサンドイッチをよく食べていました。

(前回の旅行記①で書いた、食べ損なったサンドイッチがこちらです・・・)

 

あまり料理にこだわらないお国柄なのか、スーパーでも出来合いの物や温めて完成といった商品が目立ちました。

そして完成形を選んでも、正直味がいまいち・・・。

消去法で外れが少ないサンドイッチに一番お世話になることに。

 

「イギリスは食べ物が美味しくない」とはあまりにも有名な話ですが、実際に訪れるまでは「そうは言うても美味しい物もあるでしょうに」と思っていました。

 

ちゃんとしたレストランには入っていないため一概には言えませんが、私はその一説を覆すことができず。

食べることが大好きな私が、見て分かる程度に痩せて帰国したのでした。

 

 

・・・さて、今回はここまで。

 湖水地方ウィンダミアについては、次回に持ち越します。

 

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ロンドンを発つ前に、大英図書館で購入したポストカードにお手紙を書いて日本に送りました。

 

切手を買うために近くの売店に寄ったところ、出てきたのは兵隊さんのモノクロ写真というなんとも地味な切手。

残念だけど、送れればいいさと割り切って(切手だけに・・・)次なる目的地へ出発です。

ほぼ日ストアで購入したもの

イギリス・アイルランド一人旅のブログを書いてるのですが、想像していた以上にボリューミーになってしまい、もう少し時間がかかりそうです。

 

ということで・・・息抜きを兼ねて、ほぼ日ストアでの購入品を紹介したいと思います。

 

eucalyptus18coffee.hatenadiary.jp

 こちらの記事の最後に紹介した「購入金額5000円以上で送料無料」のキャンペーンを利用しての注文です。

 

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不在票を持って、郵便局へ荷物を受け取りに行ってきました。

何が入っているか分かっていても嬉しい。

 

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じゃん、私が選んだのはこちらの3品です。

 

・やさしいタオル(バス) 塩川いづみ・クマ

・tretreの摘み草ブレンドティー zasa(くま笹base)

・Miknits ヤーンカッター

 

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バスタオルは広げるとこのような絵柄。

 

か、かわいい・・・色味もゆるい絵柄も好みです。

車内での仮眠時や、寒くない季節のキャンプで掛け布団として使いたいなと思っています。

 

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お茶はこのような内容のもの。

ひとつのティーバッグが大きく、茶葉がぎっしり。

草の強くて良い香りが立ち、渋みの後に喉からスーッとミントの清涼感が抜けていきます。

他では味わえない、個性的で美味しいお茶でした。

 

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ヤーンカッターは毛糸を切るための道具です。

 

ずっと気になっていた商品でしたが、今回セールで半額になっていたので自分用とプレゼント用とで2つ購入しました。

 

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お手紙と一緒に送ろうと思います。

喜んでもらえるといいな。

 

キャンペーンは6/19(金)午前11:00までなので、検討されている方はお早めにどうぞ。

 

ほぼ日ストアお買い物応援キャンペーン2020

https://www.1101.com/sale2020/index.html

イギリス・アイルランド一人旅① ロンドン

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去年のちょうど今頃、6月の半ばから半月程お休みをとって、イギリスとアイルランド(ロンドン、ウィンダミアエディンバラ、ダブリンの二カ国四都市)へ一人旅に行きました。

 

小さい持ち歩きノートにメモは残していましたが、この期間は日記もつけておらず・・・。

少ししんどい部分もあった旅行なので、記憶を整理しながらブログにまとめていこうかなと思います。

 

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一人での海外旅行は2回目です。

1回目は大学生の時にフランスに行きました。

 

夏休みの期間でしたし、ほとんどの宿泊にユースホステルを使ったこともあり、年齢の近い日本人と会うことが多かった。

 

異国の地で会えた不思議な縁を感じてか、自然体のまま時間も気にせず浅さも深さもある話をたくさんしました。

フランスで仲良くなり、今でも連絡をとり続けている友人も。

 

一人旅同士で観光地に一緒に行ったりご飯を食べたり、寂しさを感じることもほとんど無く、大満足で帰国したのでした。

 

 

今回のイギリス・アイルランドもそんな風に良い出会いがあるだろうと、ユースホステルメインで予約をして出発。

 

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イギリスはロンドンの「YHA Earl's Court」というユースホステルです。

 

5泊したのですが、日本人には一人も会わず・・・。

6月なので大学生はまだいないにしても、イギリスの首都ロンドン。

もっと日本人旅行者が多いかと思っていました。(寂しい)

 

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ドミトリーに泊まったことがある方にはおなじみの光景かと思いますが、部屋は合宿場のような雰囲気です。

 

同室旅行者の過ごし方を参考にしつつ、限られたスペースをいかに自分の城にするかがポイントでしょうか。

(ちなみに私は右上のベッドでした)

 

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共有スペースが内外にいくつもあったので、旅の記録を留めたり、今後の予定を立てたり、編みものをしたり・・・。

 

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こちらは自由に使えるキッチンです。

 

冷蔵庫を使う際は名前と日付を書いたシールを貼るのですが、日付は賞味期限を書くのが正しかったのか、入れた日付を書いてしまったサンドイッチが無くなるという悲しい出来事が。

おそらくスタッフに処分されてしまったのでしょう・・・。

もしくは誰かに食べられちゃったのかな。

 

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 キッチンのドアを開けているとリスが入ってくることも。

 

すごく近くまで寄ってくるので少しドキドキしますが、とても可愛いです。

自然の掟に従い、何もあげることはできないけれど滞在中の癒やしでした。

 

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さあ外に出ます。

 

ロンドンの良いところの一つは、大都市なのにも関わらず緑の多い公園があちこちに、かなり広い面積であること。

 

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大好きなリスもあちこちにいます。

 

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観光や町歩きに疲れたときは木陰にシートを敷いて、おやつを食べながら編みものをして休憩。

 

この過ごし方がとても気持ちよく好きだったので、ロンドンではたくさん休憩をしました。笑

 

余談ですが、この旅行中ほとんど雨に降られませんでした。

アイルランドに移動してから少しだけ霧雨が降ったくらいでしょうか。

「イギリス=年中雨」というイメージが強かったので意外に思いましたが、晴れの方が移動も楽なので助かりました。

 

 

・・・長くなりそうなので、次回に続きます。

次回はロンドンをもう少しと、ウィンダミア湖水地方)でのお話です。